行動分析学とは?
行動分析学とは行動を分析する学問である。なぜその行動をしたのかという研究ではなく、行動が増えたり、減ったりするのを分析する学問である。
鳩にスイッチを突かせると餌が出てくる仕掛けなどをテレビで見たことがあると思うが、あの学問である。行動分析学で一番基礎となる考えが、良いことがあると直前の行動が増え、悪いことがあると直前の行動が減るという仕組みである。
褒められるとその直前の行動が増え、叱られるとその直前の行動が減るというシンプルなルールである。ただし、行動分析学を勉強していくと実験デザインが重要であることに気がつく。
行動分析学は実験を重要視し、ノウハウや感で行われているものを、実際にどのコツがどれだけ影響を与えているかを数値化し、確認していく学問でもある。そのためいかに厳密で正確な実験ができるかを研究している学問でもあると感じている。